ビジネスパーソン活用術！大人向けグルメガイド

2023年9月7日

〜“美味しい”が信頼をつなぐ、グルメの選び方と活かし方〜

ビジネスにおいて、「食事」はただの栄養補給ではありません。

たとえば――
✔ 大切な取引先との関係を深める「接待」
✔ 初対面のクライアントとの「顔合わせディナー」
✔ 社内の信頼を築くための「食事付きミーティング」

こういった場面では、“どこで・何を食べるか”が、関係性に大きな影響を与えます。
そのため、ただグルメなだけではなく、大人としての“気遣い”や“センス”が問われるシーンも多いのが現実。

この記事では、そんなビジネスシーンにおいて役立つ「大人向けグルメガイドの活用法」を、具体的なサービスや活用例を交えながらご紹介していきます🍷

📚 大人向けグルメガイドって、どんなもの？

そもそも「大人向けグルメガイド」とは、
✔ 高級店や隠れ家的名店に特化
✔ 接待・会食向けのマナーや服装情報も掲載
✔ クチコミやプロのレビューが信頼できる
✔ 店舗写真・料理写真が豊富でイメージしやすい

など、一般的なグルメサイトよりも**“上質な空間”や“安心して選べる視点”を重視した媒体**です。

主なサービス例：

サービス名	特徴	利用シーン
一休.comレストラン	高級店中心。割引プランも豊富	接待・記念日・会食
食べログプレミアム	ランク上位の店を絞り込み検索可	商談・同伴利用
OMAKASE（オマカセ）	有名シェフの予約困難店にも対応	特別な接待
ヒトサラ	シェフの顔が見える紹介形式	雰囲気重視の食事会
Retty（実名グルメ）	信頼度の高い実名レビュー	カジュアル会食

それぞれ特徴がありますが、“目的に合わせて選ぶ”ことが最も重要です。

🎯 ビジネスシーン別・グルメガイドの活用法

① 取引先との接待に：失敗しない名店選び

接待では、「料理の味」だけでなく「立地・雰囲気・サービス」も含めた“総合力”が問われます。

🔍ポイントになる視点：

駅近で迷わない（アクセスが良い）
静かで話しやすい空間
お酒に強いかどうか（相手の嗜好配慮）
会話の邪魔をしないBGM・個室の有無
サプライズやおもてなし感

📝グルメガイドの使い方：
「一休.comレストラン」のフィルター機能で、
✅ エリア・予算・ジャンル・個室あり
✅ プラン特典（乾杯ドリンク、アニバーサリーケーキなど）
を設定すると、相手に喜ばれるお店が探しやすくなります。

② 社内の交流やチーム会食に：雰囲気重視の空間を

働く仲間との“場づくり”には、堅苦しくないけれど品のあるお店が理想。

おすすめチェックポイント：

コースでもアラカルトでも対応可
照明やインテリアがおしゃれ
アレルギー対応や多様なメニュー展開
会話が自然と弾む空間設計（席の配置や距離感）

👀ヒトサラやRettyでは、店主の想いや内装写真まで確認できるので、「空気感」を大切にしたい場面に◎

🧠 大人の“グルメ力”が信頼をつくる3つの理由

① 「この人、よく知ってるな」と思わせる

同じ予算でも、チェーン店ではなく
「少し隠れ家的で、美味しいのにうるさくない」店を選べる人は、“経験値が高い印象”を与えます。

相手に「食に詳しい人＝仕事にも気が利く」と思ってもらえるのは、実際によくある話です。

② 食事は、相手の価値観を知る“鏡”になる

・日本酒が好き
・ヴィーガン志向
・音に敏感で落ち着いた空間を好む

…など、相手の“好み”が見えることで、より深い関係構築が可能に。

📌グルメガイドのレビューやタグを活用し、「お肉が苦手」「静かな空間」などの条件検索を使えば、個人の志向に寄り添ったお店選びができるようになります。

③ 自分も満たされ、より良い仕事につながる

「相手のための店選び」も大事ですが、自分自身がその空間に満足していることも、実はとても大切。

🌟美味しい食事＝気分転換
🌟お店の美学に触れる＝新しいインスピレーション

グルメガイドを通して、自分の“感性の引き出し”が広がる体験を重ねることで、自然と“また会いたくなる人”にもなれるんです。

📌 実際にやってみた！グルメガイド活用体験

〜神楽坂の一軒家ビストロで、“信頼”をひとさじ添えて〜

「せっかくなら、お店選びも“プレゼン”の一部と思ってやってみよう」
そう考えていた矢先に、取引先との初めての会食が決まりました。

相手は40代後半の男性で、フレンチとワインが好きという情報あり。
その一方で、会食自体は比較的カジュアルな雰囲気で…というリクエスト。

そんな中、私が頼ったのが「一休.comレストラン」でした。

🔍 条件は、“センスと実用性のバランス”を重視

今回は、以下のような条件を自分の中で定めてリサーチをスタート。

選定条件	理由
都内・23区内	どちらからもアクセスしやすい場所が理想
静かで話しやすい	プレゼンや相談を兼ねた食事を想定
フレンチ系	相手の好みに合わせたジャンル選び
ワインペアリングあり	ワイン好きにさりげない配慮を
2人利用でも落ち着ける	個室や間仕切りでプライベート感を確保
口コミ評価4.3以上	実際に利用した人の声を参考に

特に「静かで会話がしやすい」「程よい高級感がある」「ワインリストが充実」この3点にこだわりました。

🍷 見つけたのは、神楽坂の隠れ家ビストロ

条件にぴったり合致したのが、神楽坂の一軒家ビストロ。
一休.comレストランでは、“隠れ家フレンチ”という特集カテゴリから選出でき、レビューの中でも「接待や記念日に最適」という声が多く見られたのが決め手になりました。

お店の詳細ページには、店内写真・料理写真・席の間取り・提供コースの内容・ドリンクリストなどが丁寧に掲載されており、事前にイメージがしやすかったのも好印象。

予約時に「ビジネス利用、静かな席を希望」と記載したところ、離れのような半個室のテーブル席を用意していただけました。

🍽 当日の流れと印象

当日は、神楽坂の石畳を歩いてアプローチ。
入り口の扉を開けた瞬間、ほのかな香りとやわらかな照明が出迎えてくれて、自然と会話のトーンも落ち着きます。

案内された席は、まるで“書斎のような静けさ”。
店内全体もざわついておらず、ビジネスの話をしていても全く浮かない空間設計でした。

🍴 お料理とサービスの“ちょうどよさ”

今回は、一休限定のプリフィックスコース＋ワイン3種ペアリング付きのプランを選択。
メインは牛ホホ肉の赤ワイン煮込みをチョイス。

👤 担当してくださったスタッフの方がとにかく丁寧で、
▶️ 注文のテンポやタイミングが自然
▶️ ワインの説明が知識豊富で押しつけがましくない
▶️ 会話を遮らないように配慮された接客

この**「一歩引いたプロのサービス」**が、結果的に会話の心地よさを後押ししてくれました。

💬 会話がスムーズになった理由

ビジネスの初回食事では、“共通項”の発見が大事だと思っています。
このお店では、

お互いに「神楽坂は初めてだった」という話題
赤ワインの香りから派生した旅やグルメの話
フランスの郷土料理をテーマにしたメニューへの関心

…など、料理を通じて自然と会話が広がりました。

その流れから仕事の話にもスムーズに入れ、
結果的に“商談＋雑談＝関係構築”の理想的なバランスが実現できたと感じています。

✅ 会食後のリアクションとその後の展開

翌日、先方からこんなメッセージが。

「とても素敵なお店をありがとうございました。
あの空間でゆっくりお話できたことが、とても有意義でした。
次の会も、またぜひ○○さんのおすすめで！」

お店を選んだだけではありますが、それが**「この人は気遣いができる」「仕事以外にもセンスがある」**という評価につながったことは間違いありません。

📎 今回の学びと気づきまとめ

視点	ポイント
事前リサーチ	お店選びは「相手の立場で考える」が鉄則
グルメガイド活用	写真・レビュー・席タイプ・ドリンク詳細を確認
コミュニケーション	食事の流れに身を任せると、会話が柔らかくなる
評価のされ方	「センスがいい」は信頼につながる資産

こうして実際に体験してみて思ったのは、**“お店選び＝名刺以上のプレゼン”**だということ。
高級であれば良いのではなく、「なぜこのお店を選んだか」の背景が、相手の心に残ります。

そしてその心配りは、食事のあとも仕事にも確実につながっていくのだと実感できた貴重な時間でした。

✅ グルメガイドを使う際の注意点＆チェックリスト

チェック項目	内容
直前の空席確認	人気店は予約が埋まりやすい。即時予約可の表示を活用
写真と実際のギャップ	店内写真はイメージ。口コミも複数確認を
コースの内容確認	接待では「コース内容の変更可否」も問い合わせると◎
支払い方法	法人カードOKか、個人立て替えになるかも要確認
アレルギー・宗教配慮	特別食対応可否は事前に伝える